仙台市太白区の戸建にお住まいのお客様より

「トイレ掃除用のスポンジを流してしまってトイレが詰まっちゃって困ってるんです、来てもらえますか？」

とお電話頂き伺わせて頂きました。

 

早速現場がコチラ

特に詰まっている様子には見えません・・・

 

お話を詳しく伺うと、来て頂いているヘルパーさんが便器を掃除していたところ掃除道具の先に付いているスポンジが流れていってしまったそうで、取り出すにも届かず、水を流したところギリギリまで水位が上がり徐々に時間を掛けながら流れるという症状だったそうです。

点検時にも症状は見られるものの、溢れる！とまではならない様子でした、詰まった物が掃除用スポンジなので水を透してしまうのだと思われます。

 

家主様もこのままでは不安とのこともあり、便器脱着のご依頼を頂きました。

 

早速外した跡がコチラ

！！ 

詰りの原因はコチラでした。

便器の排水部分と排水床面をつなぐパッキン（白い物）です、粘土状で便器を固定した際に内側にはみ出してしまった様子、これでは排水経路が細くなっているのが一目瞭然です、少し多めのトイレットペーパーでも流れが悪くなってしまいますし最悪は逆流も・・・

 

外した便器はきっちり洗浄し内部水栓経路も点検、特に異常はないようです。 

新しい円状の黒いパッキンを付け直して（便器側にパッキンを付けてから設置すれば内側にはみ出すことはありません）便器を固定し、使用期限の過ぎたパッキンを数点交換し修理完了です。

 

終了後に早速お客様にトイレをご使用いただくと

「水の流れが全然変わったね！凄く勢いがついてよく流れるようになった！お陰で快適になっちゃったよ！」

ご依頼の作業は異物除去でしたが、お客様にとっては思わぬオマケも感じていただけたようです。

 

このたびはご利用ありがとうございました。

 

●スパッド・・・
洗浄管と便器を接続するための部品になります。ゴムが劣化するため水漏れなどがおこるため約１０～１３年を目安に交換をオススメします